【2024年最新版:新NISA】おすすめ!ベトナム投資信託

ベトナム株戦略

成長が著しいベトナムへの投資に興味のある方もあると思いますが、何からやったら良いかわからない方向けに、今回はベトナムの株式に投資する投資信託をご紹介します。新NISAが始まり、ベトナムへの投資を検討している方にも有益な情報になります。

ネット証券から単純にベトナム1か国に投資できる投資信託は5つあり、それらを比較します。

どの投資信託がどのような戦略をとっており、どのような銘柄を中心に運用をしているか、また信託報酬や人気のバロメーターでもある、資金の流入や流出にも追っていきたいと思っています。

ベトナムの成長の流れにのって、投資の果実をとるには最適かと思います♪

レタントン
レタントン

2024年向けに更新しました!

ミーちゃん
ミーちゃん

新NISA成長枠投資にも対応している投資信託です。

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5つのベトナム投資信託・ファンドを徹底比較

今回紹介するのは、下記の5つのファンドです。

他にもあると思いますが、今回はSBI証券や楽天証券など一般的によく活用されているネット証券会社で買えるものをピックアップしました。

  1. ベトナム成長株インカムファンド (キャピタルアセットマネジメント) 人気No.1
  2. CAMベトナムファンド  (キャピタルアセットマネジメント )
  3. ベトナム株式ファンド (三井住友DS)
  4. ベトナム・ロータス・ファンド  (ファイブスター) 運用成績良し!
  5. イーストスプリング・ベトナム株式ファンド(イーストスプリング)
レタントン
レタントン

今年からはイーストスプリングを追加しています

【2023.1.31追記】

イーストスプリング・ベトナム株式ファンド 愛称:+αベトナム(プラスアルファベトナム)

というのがSBI証券やマネックス証券から販売されています。

レタントン
レタントン

2022年の7月から新規でファンドが発売されています。

信託報酬が0.98%と非常に安いです。

ミーちゃん
ミーちゃん

2024年からはこちらもファンドも比較していきます!

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基本情報比較

ベトナムは、長期で成長が約束されている国です。

短期的には新興国のため、マクロ経済に左右される部分がありますが、長期的には右肩あがりで伸びていくと思っています。

投信の視点でも、長期で見たほうが良いと思います。

長期目線で複利で運用し、目先の利益より、10年後の果実を想像しながら、投資したいですね。

投資信託を選ぶ際の注意点として、

手数料が安い・信託報酬が安い

純資産は少なくとも100億くらい

という点に注意して選定していきたいと思います。

2024年1月時点の情報となります。

レタントン
レタントン

長期積立戦略で行うのが良いと思います。

ミーちゃん
ミーちゃん

目先の運用成績よりも長期で持てるものが良いと思います。

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各投資信託の内容

現在、主要なネット証券で購入できる投資信託は以下の5つになります。

これらはすべて新NISA・成長枠で購入が可能です。

それぞれの特徴についてみていきたいと思います。

純資産の単位は億円、販売手数料・信託報酬は楽天証券、SBI証券のものです。

純資産
2023年
純資産
2022年
純資産
2021年
純資産
2020年
組入
銘柄数
販売手数料信託報酬
ベトナム成長株インカムファンド 24921724529370 なし 1.881%
CAMベトナムファンド 4040625273 なし 2.618%
ベトナム株式ファンド 5854 544570 なし 1.958%
ベトナム・ロータス・ファンド 187156 802159 なし 2.167%
イーストスプリング501231なし0.989%
各ファンドの基本情報を比較(リンクは楽天証券の情報です)

信託報酬が一番安いのが「ベトナム成長株インカムファンド」

資産の流入は、「ベトナム成長株インカムファンド」「ベトナムロータスファンド」が増えてきています。

レタントン
レタントン

イーストスプリング社も少しずつ人気になってきていますね

ベトナム成長株インカムファンド

キャピタルアセットマネジメント社が運用しています。

信託報酬が一番低く、純資産も一番多く運用しています。

年4回決算と多めなのが、長期資産運用という観点から、マイナスポイントですが、現状では一番のおすすめです。

主要投資対象は、ベトナムの取引所に上場する株式ならびに世界各国、地域の取引所に上場するベトナム関連企業の株式。ベトナム関連企業とはベトナムで営業を行う、もしくはベトナム経済の動向から影響を受けるビジネスを行う企業をいう。原則として、為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。2、5、8、11月決算。

目論見書より

CAMベトナムファンド

キャピタルアセットマネジメント社が運用しています。

信託報酬が2.6%と高く、構成銘柄も「ベトナム成長株インカムファンド」に似ているところから、特に買う必要はないと思います。

年2回決算というのは良いと思います。

主要投資対象は、ベトナムの取引所に上場している株式、ならびに世界各国・地域の取引所に上場しているベトナム関連企業の株式。銘柄選定にあたっては、企業収益の成長性や財務健全性などを勘案して厳選し、信託財産の中長期的な成長を目指す。原則として、為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。6、12月決算。

目論見書より

ベトナム株式ファンド

三井住友DCアセットマネジメントが運用しています。

信託報酬は 「ベトナム成長株インカムファンド」 とならぶ、1%台と比較的安く作られています。

純資産が100億円以下のため、運用の継続性という意味で難があるのではないかと思います。

年1回決算というのはプラスポイントです。

主要投資対象は、ベトナムの取引所に上場している株式、および世界各国・地域の取引所に上場しているベトナム企業の株式等。銘柄選定にあたっては、成長性、財務健全性および流動性等に配慮し、厳選投資する。外貨建資産については、原則として為替ヘッジを行わない。ファミリーファンド方式で運用。7月決算。

目論見書より

ベトナム・ロータス・ファンド

ファイブスター投信が運用しています。

こちらも信託報酬が若干他の投資信託より高いですが、運用成績の良さから、資金の流入が増えております。他のファンドより銘柄構成も攻めてる感じがします。年1回決算というのはプラスポイントです。

レタントン
レタントン

資金流入が続いていますので、あとは信託報酬がさがれば、、、

ミーちゃん
ミーちゃん

ロータスって名前もベトナムっぽくて良いですね!

主としてベトナムの取引所に上場しているベトナム株式、ならびに世界各国・地域(日本を含む)の取引所に上場しているベトナム関連企業の株式等に投資する。投資するベトナム株式には、当該株式の値動きに連動する上場投資信託(ETF)を含む。

銘柄選択は、企業収益の成長性・財務健全性・流動性等を勘案して柔軟に行う。実質組入外貨建資産については、原則、為替ヘッジは行わない。ファミリーファンド方式で運用。1月決算。

目論見書より

イーストスプリング・ベトナム株式ファンド

イーストスプリング社が運用しています。

こちらも信託報酬が他の投資信託より安いのが特徴です。設定して半年のファンドですので、実績を見極めて投資を検討したいところです。12億円のファンドですと、やはり運用の継続性というのが心配になります。

↑↑去年までこのように書いていました。

今年は成績が振るわなかったこともありますが、資金が50億円まで来ており、信託報酬も安いところから期待はしたいところです。

ベトナムで設立または上場している企業、主にベトナムにおいて事業展開を行っている企業、収益の相当部分をベトナムで得ている企業、子会社または関連会社が収益の相当部分をベトナムで得ている企業の株式を主要投資対象とします。

目論見書より

各ファンドの運用状況

基準価格の推移比較

2020年1月起点での基準価格の比較となります。

全ファンド、コロナショックで約35%ほど基準価格が減少していますが、その後はリカバリをしてきています。2021年1月より、ロータスファンドの運用成績が他のファンドを上回っています。

VN-INDEXと比較しても、全ファンドプラスになってますので、手数料払っても運用をお願いしたほうが良かったという結果になりました。

続いて、2023年1月起点での基準価格の比較となります。

新規設定されたイーストスプリングですが、今年の比較では、VNインデックスに負けていることとなっています。

その他の投資信託はVNインデックスより若干良いといった形になっています。

組み入れ上位銘柄

各ファンドの組み入れ上位銘柄です。数値は順位となります。

上位陣は変わらず、ITの雄FPTとベトコンバンクが強かったようです。

社名業界ベト成長CAMベト株ロータスイースト
FPTIT11214
ベトコンバンク銀行22143
ペトロベトナムガスエネルギー335
Vietin Bank銀行9866
ビンホームズ不動産8510
BIDV銀行773
PNJ消費財563
VP Bank銀行44
ビナミルク飲料45
SSI証券92
デジワールド消費財610
ホアファット鉄鋼    1
サコムバンク銀行2
MWG小売9
ビンコムリテール不動産8
マサングループ食品8
FRT消費財7
キンバックシティ不動産5
イディコ不動産7
ホーチミン証券証券9
ビグラセラ資本財10
ビンホアン食品10
組み入れ上位銘柄(リンクは個別の説明に飛びます)
レタントン
レタントン

イーストスプリングは面白いポートフォーリオですね

参考までに昨年2023年年初の比率をつけておきます。

社名業界ベト成長CAMベト株ロータス
ベトコンバンク素材
FPTIT1224
ペトロベトナムガス公共事業433
マサングループ食品55
ビンホームズ不動産345
MWG小売67
VP Bank銀行108
PNJ消費財7672
サイゴンビール飲料8
BIDV銀行993
Vietin Bank銀行106
ビンコムリテール不動産8
ビングループ不動産9
ビナミルク飲料10
ビンホアン食品5
組み入れ上位銘柄(リンクは個別の説明に飛びます)
レタントン
レタントン

サイゴンビール、ビングループが人気がなくなったようです。

組み入れ構成銘柄

ベトコンバンク

ベトナム最大の銀行・ベトコンバンクです。

2024年現在ベトナム時価総額No.1の会社となります。

まずはポートフォーリオの中心に据えておきたい銘柄です。

FPT

ベトナムから世界のIT企業へと成長し続けるFPTです。

ITだけでなく、半導体チップ製造も今後増えてくる見込みです。

ペトロベトナムガス

ベトナムのエネルギー政策を握る巨大企業ペトロベトナムガスです。

エネルギー関連でしたら、この銘柄を中心に考えると良いと思います。

ビンホームズ

ベトナム最強の不動産会社・ビンホームズです。

死角なしというくらい売上・利益とも伸びているのですが、なぜか株価がさえない状況です。

マサングループ

小売り・食品加工と、ベトナムになくてはならない貴重な企業マサングループです。

モバイルワールド MWG

携帯電話販売から食品販売まで手を広げるデーゾイジードン(モバイルワールド)です。

デジワールド【DGW】

成長著しいIT機器・携帯販売のデジワールドです。医薬品や日用品にも手を広げてきています。

VPバンク【VPB】

三井住友銀行と提携したベトナム大手銀行です。

日越連携の象徴としても頑張ってもらいたい企業です。

ビナミルク【VNM】

ベトナム最大の乳製品の会社です。昔は時価総額1位を誇った企業ですが、最近ではライバル会社の出現で苦労しています。

まとめ

ベトナムは、まだ新興国の位置づけで、一時的に大幅に株価が下がることは想定しておく必要があると思います。

ファンドを積立で長く続けることで、新興国の成長の果実を得られる最高の方法かと思います。

私は新興国への投資は、全資産の10%以下と決めています。

リスクを十分に理解した上で、まずは投資信託からベトナムへの投資を始められるのも良いかと思います。

なぜ今ベトナムに投資すべきなのか?その魅力と投資方法とは
ベトナム投資の魅力と投資方法について解説します。労働人口が多く、GDPの成長が続くベトナムには、たいへん多くの投資の機会があります。今回はベトナムの投資する方法について、投資信託、個別株、不動産、定期預金などをご紹介したいと思います。

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