高配当株投資を始めて約5年が経ちました。
今年は、初めて年間配当額が300万円を超えました。月ベースに直すと25万円です。
ここまでくると、もう働かなくても何とかなるという気持ちが強くなってきました。
むしろ、もう働きたくない!みたいな気持ちです。
5年前に今までの投資方針とは変えて、高配当株を買ってみようと思い、少しずつ勉強しながら、始めました。不安もありましたが、株価上昇の波にも乗れて、ようやくここまでこれました。今回は2024年の配当金の推移の報告と共に、高配当株投資を5年間やった感想などを書いていきたいと思います。
2025年も引き続き、「金のタマゴを産むニワトリちゃん」を育てていきたいと思います。
ほんとにありがたい金額になってきました。
現在のポートフォーリオ
現在は、日本・米国・ベトナムの高配当銘柄・ETFに投資をして、配当金を取得しています。
2023年末の比率としては、5:4:1くらいの割合で、日本株が半分をしめ、米国株とベトナム株が4:1くらいの比率だったのですが、2024年は円安ということで、米国株は買いづらく、日本株比率がさらに増してしまう結果となってしまいました。
2025年はトランプ大統領が復活するということで、やはり円高予想をしています。今の比率をキープで良いのではないかと思っています。
2025年円高予想!日本円の価値を高めてほしい。
1月20日トランプ大統領就任
ここから流れが変わるかも
【2022年、ついに資産1億円を達成しました!】
日本株
2023年に引き続き、2024年も市場全体が強い動きを見せた一年だったと思います。日銀がついに金利引き上げに転じ、一時的に大暴落がありましたが、そのタイミングでしっかりと追加投資を行えたことは、投資家としての自信につながりました。
今後も利上げの流れが続く可能性があり、株価にとって逆風となる局面も予想されます。しかし、配当金狙いの投資スタイルに切り替えたことで、焦らずのんびりと市場に向き合えるようになりました。
また、まだまだ優良銘柄が多く存在していると感じています。これらの銘柄を選定しながら分散投資を心がけ、引き続きポートフォリオを堅実に固めていきたいと思います。
日本株に対しては、まだまだ強気です。
米国株
ドル高の影響でドル転が難しい状況が続いていますが、積立と配当金の再投資を通じて、コツコツと資産を積み上げています。
そのなかで、VYMを中心に再投資や積立を行ってきたため、ポートフォリオに占めるVYMの比率が徐々に大きくなっています。米国市場も好調で、JEPIやQYLDの株価が上昇している点は嬉しいです。また、NISAで購入したBTIも株価が回復傾向にあり、心強いと感じています。
一方で、米国市場全体が割高になっていることもあり、現在は積極的な投資が難しい状況です。それでも、長期的な視点を持って積立を継続していくことで、安定した資産形成を目指したいと考えています。
そろそろ下落も警戒したいところです。。。
ベトナム株
ベトナム株に関しては、少し偏った投資になってしまいました。
FPTが外国人枠の空きが出たこともあり、結果としてFPTへの集中投資となっています。配当利回りは約2%程度と、配当投資としてはやや物足りない数値ですが、その分、高い成長性を期待してホールドを続ける方針です。
今後は、FPT以外の銘柄についても引き続きリサーチを進め、ポートフォリオの分散を図りながら、安定した成長と配当収益を目指していきたいと考えています。
全ポートフォーリオの個別銘柄でFPTはNo.1の保有額です。
1銘柄に過度な期待はせず、分散投資が大事です。
配当金収入の推移
月別グラフでみた配当収入(2020年より)
2024年にいただいた配当金の月別推移です。2024年の目標が年間280万円でしたが、大きく上振れして300万円を超えることができました。
月別の配当収入のグラフは下記の通りです。(数値はすべて税引後、1ドル=130円計算)
2024年度は、3,131,786円の配当金をいただきました。
月額平均は、260,982円を超えました。
最低限の生活+αくらいは出来る金額ですよね。
累計受取配当金の推移(2020年より)
こちらは累計受取配当金の推移は下記の通りです。(数値はすべて税引後)
これまでの総受取配当金は8,066,432円となりました。
来年は1000万円突破確実。予想が立てやすいのもメリットの1つです。
高配当株投資を5年間続けた感想
今までのブログに書いた高配当株投資の感想は以下のようなものでした。
この間、比較的右肩上がりの相場であったため、下落トレンドにはいったときに、どのような気持ちになるかはわかりませんが、現在もあまり変わっていないように思います。
【2年目・2022年】
- 配当金は企業自身の自己評価
- 配当利回りの高い企業から増配率の高い企業にも目がいくようになった
- 暴落はチャンス
- 配当金を使うことに罪悪感なし
【3年目・2023年】
- 超高配当ETFの登場
- 高配当株投資家はよく勉強している
- 高配当株投資は日本を救う
【4年目・2024年】
- ポートフォーリオがどっしり安定してきた
- 勝ちパターンが見えてきた
- ゴールをどこにするのか!を考えるようになった
高配当株投資家の投資環境がよくなっている感じがします
そんな中で、私が高配当株を続けてきたことの本年度の感想を書きたいと思います。
株価チェックの回数が激減した
心の平穏を得られたことは、大きな成果です。以前は株価を数時間ごとにチェックしていましたが、今では1日1回で十分になり、余裕が生まれました。この変化は、持っている銘柄への信頼感とポートフォリオの安定がもたらしたものだと思います。
心の平穏と、別の自分の興味のあることへ時間が使えるという意味でとても大きな成長だと思います。
X見る回数も減りました!
暴落時に買い!が出来た
一方で、2024年に数回訪れた暴落時には、「この銘柄がこの値段なら買う」という明確な判断基準を持って対応できました。相場の良さだけに頼らず、冷静な投資判断を続けていきたいです。
相場が良いだけ!というのも頭には入れておきたいですね。
増配による影響はかなり大きい
さきにも記載しましたが、年間予想より大幅に配当金を増やすことが出来ました。
NISAで非課税枠がもらえたことも関係あると思いますが、なにより増配ラッシュに恵まれたものだと思っています。累進配当制度を導入する企業も増えていますので、これらの企業は今後どんどんと買っていきたいと思っています。
累進配当制度導入の企業に注目です。
2025年度・配当金生活に向けた戦略
2025年は、目標配当金金額を350万円に設定しています。
現在のポートフォーリオでこのまま維持していくと、予想は330万円くらいなのですが、2025年はある程度円高を見込んでますので、ドル評価の配当金は安めに見積もっています。
円安に負けない程度の追加投資をして、2024年からのプラスαを狙っていきたいと思います。
投資の方針
2025年は年間配当金350万円を目指し、以下の方針で行います。
- 米国は、VYMの積み立てを継続する。個別銘柄は暴落時に狙う。
- 日本株の増配率の良い高配当株を狙う。NISA成長枠は使い切る。
- ベトナム株は、FPT以外の銘柄の発掘、投資を続ける。
トランプ大統領の嵐におびえながら、頑張ります!!
【2025年の運用方針はこちら!】
まとめ
高配当株投資を始めてからの5年間、振り返ると大きな成長と学びがあったと感じます。
この期間、相場は比較的好調であったものの、暴落時にも冷静に対応し、増配の恩恵を最大限に享受することができました。今年初めて年間配当金が300万円 を超え、月額25万円 という目標に近づいたことで、働かずに生活するという目標が現実味を帯びてきました。
特に2024年は、株価チェックの頻度が激減し、ポートフォリオに対する信頼感が高まったことで、精神的な安定と時間の自由を得るという新たな価値を実感しました。また、暴落時にしっかりと買いを入れることができた点や、増配ラッシュによる配当金の上昇も大きな成果の一つです。
高配当株投資の魅力は、単に配当金を得るだけでなく、心の平穏と自由な時間を手に入れられることにあります。この5年間で得られた知識や経験、そして安定した収益基盤は、私にとって何物にも代えがたい財産です。2025年も引き続き、この「金のタマゴを産むニワトリ」を大切に育て、目標達成を目指します。
それでは!
【過去の記事はこちら!】
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