ジョギングを始めて3年ほどたちました。
最初は健康のために始めたランニングでしたが、気がつけば多くの仲間ができ、日本や海外のフルマラソンや絶景のトレイルランにも挑戦するようになりました。
ただ、私が最も好きなのは、いろんな場所に旅に行き、その土地を感じながら走ることです。
マラソン大会を目的に旅をすることで、普通の観光では味わえない特別な体験ができます。
今回は、そんな旅ランの魅力についてお話ししたいと思います。
走ることを始めたきっかけ

私も最初は「走るなんて無理!」と思っていました。
走っている人を見ても、「何が楽しくて走るんだろう?」と疑問に思っていたほどです。
それが気がつけばハーフマラソンを走り、トレイルランを始め、昨年はついにフルマラソンも完走できるようになりました。
走ることで身体が健康的になり、同じく健康を意識する仲間が増えました。そうした仲間から次のレース情報やおすすめの大会を聞き、また新たな大会に参加する。そのために練習を続けることで、さらに健康になり、心もポジティブになっていき、新しい仲間ができる。
そんな好循環が生まれるように感じています。
とはいえ、私は無理をせず、基本的に21キロのハーフマラソンをベースにしています。
この距離は、普段より少し頑張る必要があるものの、体力的に無理なく楽しめるちょうど良い長さだと感じています。
旅ランの魅力を実感した瞬間

いろんな場所に行ける!
旅ランの最大の魅力は、旅をしながらさまざまな大会に参加できることです。
大会がなければ訪れることのなかった無名の町や自然豊かな地域を走ることで、その土地の新たな魅力を発見できます。
- 普段訪れない場所:大都市だけでなく、ローカルな町や大自然の中を走る機会が増える。
- 朝の静寂と清々しさ:観光客がいない時間帯に走ることで、街本来の表情を楽しめる。
- 沿道の声援と一体感:普段のランニングとは違う高揚感があり、楽しい。
- レース後のご褒美:地元のグルメや観光で、旅の満足度がさらに高まる。
安全で活気がある!
大会前には、多くのランナーが集まり、街が活気にあふれます。
街全体も少し特別な雰囲気に包まれます。お店やレストランも活気づき、ランナーを迎え入れる準備に力を入れているのを感じられます。
お金を払ってまで走るの?と思うかもしれませんが、それにはちゃんとした理由があります。
安全に走れるよう交通整理が行われ、給水所が設置され、万が一のときには医療チームのサポートも受けられる。さらに、景色の美しい場所や街の魅力を存分に味わえるように工夫されたコース設計のおかげで、ただ走るだけではなく、特別な体験ができます。
続けやすい!
マラソンという意味では毎回同じ距離を走るだけですが、旅と考えると、こんなところ行ってみたいという視点からマラソン大会を探すことになります。こんなところに行ってみたいなぁという気持ちが次の目標が出来て、それに向けてトレーニング。当日も景色を楽しめる素敵な時間になります。
- 「旅」という目的があるため、楽しみながら運動できる。
- 新しい景色を見ることで、飽きずに継続できる。
- 大会にエントリーすることで、トレーニングのモチベーションが維持できる。
50代の体力維持に旅ランが最適な理由

年齢を重ねるにつれ、体力の低下を感じることが増えます。
ランニングは無理なく健康を維持できる最適な方法の1つです。
走ることが健康に与える効果
- 心肺機能の維持・向上:ランニングは心臓を鍛え、持久力を高める。高血圧や動脈硬化の予防
- 筋力低下を防ぐ:特に下半身の筋力(太もも・ふくらはぎ・お尻)を鍛えることで転倒予防
- 代謝が上がり、体重管理がしやすい:筋肉量の減少を抑え、太りにくい体質を維持
- メンタルヘルスにも効果的:ストレス解消や気分転換にもなり、心の健康を保つ。
旅ランのためのトレーニング
大会で21キロを目標にするなら、普段の練習で10キロを走ることができれば、本番では高揚感もあり、完走することが可能です。同じように、10キロの大会を目標にするなら、5キロを安定して走れるようになれば十分です。
- 無理のないペースで:練習ではスピードを重視せず、ゆっくりとしたペースで長く走ることを意識する。私は1キロ7分ペースでのんびり走ります。
- 1時間程度の運動時間を確保する:10キロの練習は約1時間ほど。このくらいの時間を体のために使いたい。
- 休息も大切に:無理に毎日走らず、適度に休息を取りながら継続することが重要。
- 楽しみながら走る:景色を楽しみながら走ることで、旅ランの魅力をさらに引き出せる。
旅ランを習慣にすることで得られるもの
旅ランは、ただの運動ではなく、「旅」と「挑戦」と「出会い」をセットで楽しめる、贅沢な時間です。走ることで体力を維持し、日々の生活に張り合いが生まれます。また、旅先での新しい発見や人との交流は、心にも良い刺激となります。
大会を目的に旅の計画を立てることで、目標ができ、練習のモチベーションにもつながります。旅先で美しい景色の中を走る体験は、その土地の思い出をより深く、鮮やかに残してくれます。
50代以降も無理なく続けられ、心身ともに健やかに、前向きに過ごすための習慣として、「旅ラン」はとてもおすすめです。次はどの土地を走ろうか——そんなワクワクを日常に持てることこそが、旅ラン最大の魅力なのかもしれません。
【ヨガもやってます!】
【食べるものも大事です!】
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