ベトナム旅行に来て、１日で証券口座開設する方法

コロナの影響で、長い長い国境閉鎖が続きましたが、２０２２年ようやく海外旅行が解禁されようとしています。海外旅行を考えている人もたくさんいるのではないかと思います。

本日は、そんな旅行ついでに、ベトナム証券口座の現地にて開く方法について書きたいと思います。

海外旅行に来て、ベトナムの熱い経済を実感しながら、ついでに、ベトナムの証券口座を開いて、ベトナム株を始めるのも良いのではないかと思います。

証券口座はどの会社で開くか？

今回は、最大手のSSI証券で開く方法について書きたいと思います。

SSI証券は、ワンストップサービスで証券口座＋銀行口座（BIDV銀行）を開くことが可能です。

他の証券会社（すべてを調査した訳ではありません）は、証券口座は証券会社で開設できますが、銀行口座は別途自分で開く必要があるところが多いようです。

証券口座と連動させる銀行口座は特殊な口座（間接投資口座 IICA）なため、どこの銀行でも開くことができる訳ではなく、単独で実施するには、苦労することも多いと思います。

また、SSI証券は日本語でのサポートをかなり手厚く行ってくれる会社ですので、我々日本人にとっては安心材料となります。

＜近くにはVNDIRECTもありますので、こちらを開設する方も多いようです＞

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口座申し込みに必要なもの

口座申し込みに必要な下記の３つです。

1. パスポートの公証コピー2 通
2. レジデンスカード（TRC）の公証コピー 1 部（ベトナム在住の日本人のみ）
3. SSI 証券の開設書類へのサイン

３は、SSI証券の方が準備してくれます。

日本に在住の方でしたら、１：パスポートの公証コピーのみとなります。

口座開設の大まかな流れ

下記のような流れになります。

１～４は現地到着前に行うことで、５～６は現地についてから行うことになります。

1. SSI証券の担当者へ連絡
2. 必要な情報（パスポート番号など）の提供
3. 旅行日程の確定
4. 現地到着日の連絡・SSI担当者とのアポイントメント
5. パスポートの公証
6. SSI証券への訪問・サイン

SSIの担当者に事前にコンタクトをとっておけば、スムーズに進むことと思います。

まずは、ここからスタートしてください。

公証コピー

公証コピーとは、ドキュメントをコピーを取り、それが本物と同じものだということを、公的に証明することです。パスポートの場合ですと、全ページコピーを取り、役場にて、パスポートとコピーを見比べながら、全コピーにスタンプを押してもらう作業です。

場所

ホーチミン１区のダイヤモンドプラザ、サイゴン大聖堂の近く（Le Duan通り）にあります。

持ち物

1. パスポート
2. レジデンスカード（TRC）※ベトナム在住者のみ
3. 費用２０００ドン／ページ

流れ

1. 受付にて、公証（Authentication）に来たと告げます。
2. 公証の受付番号の紙（順番待ちの番号）をもらいます。
3. 免許書のコピーを２部取ります。※人民委員会の奥のにコピー屋さんがありますので、そこでお願いするのが良いと思います。（コピー代金は１万ドン程度です）
4. 番号が呼ばれたら、窓口に行きます。
5. パスポートとコピーを渡して、スタンプを教えてもらいます。
6. 費用を払います。

SSI手続きの流れ

パスポートの公証コピーが取れれば、あとはSSI証券に行ってサインをするだけとなります。

うまくいけば午前中だけでも手続きが終わってしまいます。

場所

SSI証券（ホーチミン）は、Nguyen Hue通りにあります。

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開設の連絡

状況にもよりますが、約１週間でメールにて口座開設完了の連絡が行われます。

メールには、銀行口座情報、証券口座情報が書かれております。

大事な情報になりますので、大事にメモを取っておきましょう！

注意点

口座開設されてから 6 ヶ月以内に取引や最低維持金額（５万ドン）がなければ、ＩＩＣＡ口座は自動的に閉鎖されます。

まとめ

今回は、ベトナム旅行に来つつ、ベトナムの証券口座を開く方法について解説いたしました。

準備をしておけば、半日もかからない程度で手続きは終わりますので、せっかく旅行に来たのだからということで開設するのも良いのではないかと思います。