なぜ今ベトナムに投資すべきなのか?その魅力と投資方法とは

ベトナム

 今回は、ベトナム投資の魅力について現地在住者目線で紹介したいと思います。ベトナムの経済的な強さについて、一般に言われているGDPの成長、人口ボーナスの話も重要ですが、現地に住んでいる目線で、ベトナムの強さについて解説します。

 また、具体的な投資方法も解説していきますので、もしベトナム投資に興味がありましたら、ぜひ実践してほしいと思います。

ベトナム投資の魅力

東南アジアで抜群の成長力

 ベトナムは、成長著しいアジアの諸国の中で、最後に残された成長国と思っています。シンガポールは先進国並みの成長を遂げ、マレーシア、タイはすでに中進国へ。それを追って、インドネシア、フィリピン。その後続に続くのは、ベトナム、カンボジア、ミャンマーの国という感じかと思います。

 その中でも、ベトナムは勤勉な国民と十分な人口を持ち、経済の開放政策をうまく打ち出していることから、大きく成長が期待できます。投資家の注目度も上がってきています。

昔のバンコクや上海のような活気を感じます

 私はホーチミンでの滞在が長いため、よく感じていますが、2015年あたりから一気に勢いが変わってきました。街に外国人があふれ(特に欧米人)、新しいショップやレストランが立ち並ぶようになってきました。もちろん日本人も増え、日本食屋も行ききれないほど増えたという印象です。

 1990年代のバンコク、2000年代の上海に感じていた国が成長していく雰囲気が今のベトナムにも実感として感じています。国民の多くが「今日より明日がもっと良くなる!」と信じていると思う国ってなかなかないのではないかなぁと思います。

レタントン
レタントン

日本の高度成長期もこんな雰囲気だったのかなぁ?!

ベトナム投資をおすすめする3つの理由

 私が感じている今後もベトナム経済が今より強くなっていくと思う理由について書きたいと思います。

ハノイとホーチミンのダブルエンジン

 東南アジアの大都市といえば、マレーシアのクアラルンプール、タイのバンコク、フィリピンのマニラなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?これらの都市は、集中開発によって、人もの金を突っ込んだ結果、巨大な都市を作り上げることに成功しました。一方で、都市と地方の経済格差は広がり、社会的な問題になっています。

 ベトナムは、北のハノイ、南のホーチミンと2つの都市が同時に発展していっています。東南アジアでは珍しいケースです。これはどちらかの経済が悪くなっても、もう1方が支えるといった良い形が出来ており、また周辺の都市にも経済の波及効果が出てきており、良い循環ができています。

レタントン
レタントン

ハノイが首都、ホーチミンが経済都市

それぞれが相互補完しながら伸びてます♪

安定した政治体制

 共産党の一党独裁が続いているベトナムでは、選挙による政治体制の変更がありません。良い点でもあり、悪い点でもありますが、政策が1本であるという点においては、私は良い点として評価しています。ドンモイ政策を進めてから、国内を守りながらも、海外からの投資を門戸を少しずつオープンにしており、外資に食われることなく、少しずつ経済成長をさせています

レタントン
レタントン

経済政策がぶれないのは、良いことですね。

ドンモイ政策とは、1986年にベトナムで採択された政策。日本語では刷新という意味。市場メカニズム経済の導入および外資の受け入れを決め、経済面で大きく発展をした。

したたかな外交政策

 ベトナム人の性格を表す表現の1つとして、「したたか」というのが私は思いつきます。実に国と国との関係をうまくとっているように思います。大国ロシア、中国との関係をしっかり築きつつも、米国・日本・EUとの関係も重視している点については、うまいことやっているなぁという印象を受けます。決していいなりにならず、言いたいことはしっかり言えるのも、このパワーバランスをうまく使っているのではないかと思います。(米朝首脳会談をベトナムで開けたのも、それらの外交パワーをうまく使っているように思います)

 各国から経済支援を受けていますが、どこの国をひいきすることなく、満遍なく支援や投資をうけていることが、経済発展への下地になっていると思います。

レタントン
レタントン

ベトナムは、どこの国ともうまく付き合いますね♪

一般的には、ベトナムは人口ボーナス時期に入ってきたと言われています。ただ、この内容は他の東南アジア諸国も同じ状態のものもありますので、ベトナムだけが特別でないと思っています。

リスクについて

 一般に言われている一党独裁のリスク、ベトナムドンという弱い通貨の信頼性などはあります。ただ、どこの新興国にもあるリスクですので、在住者目線で特別なリスクというのは、あまり感じていません。

ベトナムに投資する方法を難易度別に解説

 少し興味がわいてくれた方のために、ベトナムに投資する方法を書きたいと思います。

レタントン
レタントン

実際に投資してみると、その国に興味がさらに沸いてきますね。

投資信託購入(難易度:易)

 すでに証券会社に口座を開いている人でしたら、こちらが一番簡単かど思います。ベトナムの株式をパックにしてくれている投資信託が存在していますので、こちらを買うのが良いと思います。手数料や信託報酬は若干高めですが、ゆっくり積み立てていくと良いと思います。

  • ベトナム成長株インカムファンド (キャピタルAM)
  • CAMベトナムファンド  (キャピタルAM )
  • ベトナム株式ファンド (三井住友DS)
  • ベトナム・ロータス・ファンド (ファイブスター)

ETFの購入(難易度:やや易)

 ベトナムに投資するETFを購入する方法があります。ただ、日本ではベトナムのETFはありませんので、米国もしくは香港やシンガポールに上場しているETFを買うことが必要です。慣れている方にはそれほど抵抗ないと思いますが、初めての方はやや戸惑うかもしれません。通貨もドルもしくは香港ドル建てになりますので、注意が必要です。

  • マーケット・ベクトル ベトナムETF (VNM):Market Vectors Vietnam ETF
  • db x トラッカーズ FTSE ベトナム ETF (DFVT):db x-trackers FTSE Vietnam Index ETF

ベトナム株式への投資( 難易度:普通)

 ベトナム株式に本格的に投資してみたいという方は、このカテゴリでの投資を検討すると良いと思います。現在、ベトナムの株式市場は、約750社の会社が上場しております。情報開示という意味ではまだまだ脆弱な部分もあると思いますが、投資環境は随分整ってきたと思います。

 国自体が大きく成長しており、またベトナム政府も国内産業の育成をしっかりやっていますので、時価総額の大きな流動性の高い銘柄を購入していけば、長期視点では安定して収益を上げていけるのではないかと思います。配当も10%~15%と高配当の銘柄が多いのも特徴かと思います。

日本の証券会社で個別株の購入

 現在、ベトナム株を買える日本の主な証券会社で 、SBI証券、アイザワ証券となります。若干手数料が高いですが、ベトナムに行って口座を開設する手間を考えると、日本の証券会社で口座を開くほうが簡単に投資が開始できると思います。

外国株式・海外ETF|SBI証券
外国株式ならSBI証券。外国株式(米国、中国&#122...
ベトナム社会主義共和国 | アイザワ証券

ベトナムの証券会社で個別株の購入

 ベトナムに行って、証券会社で口座を開いて、トレードを行う方法です。手間はかかりますし、送金などの問題も出てきますが、手数料は日本の証券会社よりはかなり安くなります。SSI証券という会社が日本語対応もしてくれますので、開きやすいと思います。郵送での対応も可能です。

SSI証券株式会社

ベトナムで定期預金(難易度:難)

 ベトナムの金利は少しずつ下がってきているものの、いまだに銀行定期預金の利率が6%~8%となっています。こちらに預け入れることによって、金利による収入を得ることができます。ただ、2020年現在、居住者以外の定期預金の預け入れは制限されており、日本に住んでいる方にとっては、この方法は使えません

ベトナム不動産投資(難易度:難)

 2015年より外国人に不動産の購入・運用が解禁され、外国人でも不動産を所有することが可能になりました。外国人投資家のなかでもベトナム(特にホーチミン)は注目されており、今後も活発な取引がされていくものと思われます。

 法律の整備も進んでいますが、まだまだ不透明な部分も多く、積極的には進められないですが、明らかに近隣諸国より安い相場となっており、大きなリターンも期待できます。

まとめ

 以上が、ベトナム投資の魅力と投資方法についてです。それほど大きくない金額からでも始められますので、ぜひ投資を通じて、ベトナムという国を感じてもらえればと思います。

 それでは!

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