【ベトナム株】証券業界の各社比較とおすすめ

ベトナム株戦略

今回は、ベトナム証券業界の各社を業績や2021年の業績予想などを比較していきたいと思います。ベトナムでは株式投資が盛り上がりを見せており、2020年より証券口座の開設数が増えております。それに伴い、証券会社も空前の売上・利益を見せており、株価も右肩上がりで増えてきております。

<F0インベスター増加>

コロナ禍で株式投資を始めた個人投資をF0インベスター(エフゼロ)と呼んでいます。ベトナムではコロナ感染者をF0というコードで管理していることから、それらになぞらえて、このような呼び方が広まりました。個人の力は強く、株価にも影響を与えるパワーを持っています。

若い世代がスマホ片手にトレードするのが流行しています。

上場41社の紹介

ホーチミン証券取引所(HOSE)に17社、ハノイ証券取引所(HNX)に12社、店頭公開(UPCOM)に11社、計41社が企業が上場しています。

レタントン
レタントン

数が多く、スクリー二ングで当たりをつけていきます!

SSI証券が利用しているFiinTrade Rank という数値で会社の状態を大まかに把握できると思います。

Rank・・・総合評価で順位付け

Value(価値、割安度)・・・Value株のランキング、

Growth(成長性)・・・成長株のランキング

Momentum(勢い)・・・現在の勢い

VGM(財務)・・・財務評価のランキング

ミーちゃん
ミーちゃん

詳しい基準はわかりませんが、大まかな目安になると思います。

ホーチミン証券取引所(HOSE)

銘柄社名Rank価値成長勢い財務
AGRアグリバンク証券22CBAA
APGアンファット証券28DBAB
BCGバンブーキャピタル4CAAA
BSIベトナム投資開発銀行証券15BBBB
CTSヴィエティンバンク証券14BBAA
FITFITグループ13DBBB
FTSFPT証券10DBBB
HCMホーチミン市証券1FBAB
IBCエーパックス投資21BFDD
OGCオーシャンインベスト25DCBB
SSISSI証券6FBAB
TVBチーベト証券17BBAA
TVSティエンベト証券11BBAA
VCIバンベト証券3DBBB
VDSロンベト証券9DCAB
VIXVIX証券7BBAA
VNDVNダイレクト証券12DBAB

ハノイ証券取引所(HNX)

銘柄社名Rank価値成長勢い財務
APSAPEC証券30ACBB
ARTアルテックス証券33DCBB
BVSバオベト証券20BBAA
EVSエベレスト証券16BCAB
HBSホアビン証券38DDBC
IVSベトナム投資証券39DBCC
MBSMB証券8CCBB
PSIペトロベトナム証券27DBAB
SHSサイゴンハノイ証券2DBBB
TVCチーベト投資管理29BCBB
VIGベトナム商工証券36FDBC
WSSウォールストリート証券31DCAB

店頭公開(UPCOM)

UPCOMに関しては、データが十分そろっておらず、会社名とFiiTradeの評価のみといたします。

銘柄社名Rank価値成長勢い財務
AASスマートインベスト証券23CFAB
BMSバオミン証券19BDAB
CSIベトナム建設証券40CDCC
DSCダナン証券34AFAB
EVFEVNファイナンス5DCBB
HACハイフォン証券37CACB
ORSフオンドン証券18DAAB
PHSフーフン証券32DBCC
SBSサコムバンク証券24DCAB
TCIタインコン証券26CBBB
VFSニャットベト証券35CBCB

2020年売上ランキング

下記のグラフは、各社の売上・経常利益・利益率を表しています。

左から売上が多い会社順に並べています。

2020年売上トップ・利益額トップは、ともにSSI証券でした。

トップを走るSSI証券に対して、売上規模では全くかなわないものの、中小の証券会社も高い利益率と成長力をもっております。利益率が50%を超える会社も少なくないことから、今度の成長を見越して、これらの会社への投資が増えています。

レタントン
レタントン

中小の証券会社は伸びしろが大きいですね!

2020年売上トップ10

Ticker社名時価総額売上経常利益利益率
SSISSI証券386,50631,06211,73938%
IBCエーパックス投資17,62819,5126113%
BCGバンブーキャピタル69,62418,5492,11311%
HCMホーチミン市証券174,10315,3375,30535%
VCIバンベト証券211,45515,1717,68951%
FITFITグループ33,49811,8845655%
SHSサイゴンハノイ証券121,76010,6997,54371%
MBSMB証券89,91310,0002,68727%
OGCオーシャンインベスト21,1209,0351,11312%
FTSFPT証券92,2264,3321,70539%
売上トップ10(単位:億ドン)

ROE、PERのバブルチャート

縦軸がPER・横軸がROEとなります。円の大きさが時価総額となります。

データは2021年10月時点のものです。

時価総額大手の証券会社(赤い枠)がPER15~20であるのに対して、中堅企業に関しては、5~15に多く集まっていることがわかります。

まだまだ伸びていく業界と思われますので、

・大手企業で堅実に伸びていく会社を買う。(業界の成長と共に企業も成長)

・中堅企業のなかから、大きな伸びが期待できる企業を買う。

という2つの選択肢が考えられると思います。

配当利回りランキング

2020年度の配当実績です。Trading View データから取得しています。

昨年の配当実績÷現在の株価のため、過去の実績利回りではありません。

銘柄社名配当(%)
BCGバンブーキャピタル3.35
HCMホーチミン市証券3.15
SHSサイゴンハノイ証券3.02
BVSバオベト証券2.47
VCIバンベト証券2.36
SSISSI証券1.89
TVSティエンベト証券1.68
VDSロンベト証券0.82
FTSFPT証券0.73

会社個別の分析

SSI証券

この業界を引っ張る業界トップの企業です。

まとめ

今回は、ベトナムに上場している証券会社について、比較・まとめを行いました。

非常に数が多く、どの会社も成長力が高く、銘柄選定に迷ってしまいます。1社ずつ調査するのも難しいため、ある程度絞って、会社分析・成長戦略などをみていくのが良いように思います。

私も少しずつみていきたいと思います。

数社に集中投資するよりも、少額をいくつかの会社に分けて投資するのが良いかと思っています。

それでは

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