【ベトナム株】鉄鋼業界の各社比較とおすすめ

業界別

今回はベトナム鉄鋼業界各社の比較をしていきたいと思います。

旺盛な内需拡大と共に、鉄鋼需要が伸びています。この業界のトップを走るホアファットグループ【HPG】をはじめ、各社増産をしても、需要が賄いきれないほどの売上を記録しています。

コロナの影響もあり、2021年後半は失速しておりますが、まだまだこの業界は中期的にみても伸びしろがあると思います。

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鉄鋼企業の紹介

売上規模から14社をピックアップしています。

SSI証券が利用しているFiinTrade Rank という数値で会社の状態を大まかに把握できると思います。

  • Value(価値、割安度)・・・Value株のランキング
  • Growth(成長性)・・・成長株のランキング
  • Momentum(勢い)・・・現在の勢い
  • VGM(財務)・・・財務評価のランキング
Ticker社名価値成長勢い財務
HPGホアファット鉄鋼FABB
HSGホアセン鉄鋼グループBBAA
NKGナムキム鉄鋼BBBB
POMポミナ鉄鋼DBCC
SMCSMC投資貿易BBCB
TISタイグエン鉄鋼FBCC
TLHティエンレン鉄鋼グループBAAA
SHIソンハ・ステンレスDBBB
VGSベトドゥック鋼管DBAB
VISベトイ鉄鋼FBCC
TVNベトナム鉄鋼DBBB
HMCホーチミン市金属CBBB

ホアファット社は指標的にはValue株ともいえると思うのですが、評価はFとなっています。

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2020年売上ランキング

下記のグラフは、各社の売上・経常利益・利益率を表しています。

左から時価総額の高い会社順に並べています。

2020年売上・利益額トップは、ともにホアファットグループでした。

ダントツともいえる数値ですね。

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ROE、PERのバブルチャート

縦軸がPER・横軸がROEとなります。円の大きさが時価総額となります。

データは2021年12月時点のものです。

上位3社とも高いROE、低PERと非常に投資したくなる水準となっています。

業界平均としては、PERが10を切っているという状態なので、割安と考えるかどうかは検討が必要かと思います。

EPS、PER比較

EPSの高い順位になると、SMCが16000ドンとトップとなっています。

PERが5を割っているというのは、さすがに安いようにも思います。

株価推移 2021年年初来

株価の推移はこのようになっています。12月10日現在

10月くらいから全体的に下落トレンドに入っています。

上昇率は、VGS、NKG、TLH、SMCとなっています。

大型のHPGやHSGよりも小型株のほうが上昇率は高かったようです。

配当

配当は各社下記のようになっています。Trading View データから取得しています。

昨年の配当実績÷現在の株価のため、過去の実績利回りではありません。

Ticker社名利回り(%)配当性向
HMCホーチミン市金属6.3754%
VGSベトドゥック鋼管2.2940%
SMCSMC投資貿易2.2619%
HPGホアファット鉄鋼0.7812%
NKGナムキム鉄鋼0.6116%

会社個別の分析

ホアファットグループ

業界トップかつベトナム時価総額もトップ5に入る成長企業です。

ホアセングループ

ホアセングループは、ベトナムにおける鋼板製造・取引の分野でNo.1の企業であり、東南アジアにおける鋼板の主要な輸出企業です。めっき鋼板はシェアトップです。同社は、大規模な生産ラインや近代的な技術に投資することで、鉄鋼生産のバリューチェーンに投資し、製品の価値を高めることに注力しています。

NKG

主な製品としては、塗装済み亜鉛メッキ鋼板、塗装済み亜鉛アルミメッキ鋼板、黒色鋼管、亜鉛メッキ鋼管、母屋、冷延鋼板、熱延鋼板、亜鉛メッキ鋼板などがあります。ベトナムの建築資材輸出業者の中でトップ3に入るほどの地位を築いています。研究開発に成功した亜鉛メッキ鋼板Z600は、ベトナムで唯一の3mm厚の製品です。

まとめ

今回は、鉄鋼業界について、比較・まとめを行いました。

ベトナムはインフラ投資がまだまだ必要な国であり、鉄鋼は国としても非常に大事な産業として育てています。旺盛な国内需要を取り込むとともに、輸出も順調に伸ばしていることからも、ここからさらに発展することも考えられます。

株価的には、小型株のほうが、上昇率も高いことから、企業規模よりも、来期の予想が良い会社に投資していく形も良いと思います。

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