【ベトナム株】小売り業界の各社比較とおすすめ

業界別

今回はベトナム小売り業界各社の比較をしていきたいと思います。

小売りといっても、業界が多岐にわたっており、直接競合していることは少なく、比較することにあまり意味がないかもしれませんが、ベトナムを代表する企業であり、豊富な販売網・顧客をうまく活用し、異業種への参入をしてくることも予想できます。

また、コロナで消費の落ち込みによる影響が大きかった業界ですが、2022年の上期には経済を正常化させ、消費意欲も戻ってくるものと考えられています。コロナ禍でも、デジタルトランスフォーメーションを活用し、オンライン化などを進めたことが今後業績回復にも大きく寄与してくると考えられます。

一方で外資系企業も、ベトナムでの消費拡大を見越して、様々な企業が進出してきており、こちらの影響も考えていかなければいけないと思います。

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小売り企業の紹介

売上規模から7社をピックアップしています。

SSI証券が利用しているFiinTrade Rank という数値で会社の状態を大まかに把握できると思います。

  • Value(価値、割安度)・・・Value株のランキング
  • Growth(成長性)・・・成長株のランキング
  • Momentum(勢い)・・・現在の勢い
  • VGM(財務)・・・財務評価のランキング
Ticker社名価値成長勢い財務
MSNマサングループFBBB
MWGテーゾイジードン投資DACB
VREビンコムリテールBCCB
PNJフーニュアン・ジュエリーFBCC
DGWデジワールドCBAA
FRTFPTリテールDBAB
HAXハンサイン自動車サービスBCAA

小売り業のブランド名および販売商品について、PHS証券がまとめていましたので、そちらを参考していただければと思います。

PHC証券Retail産業の資料より
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2020年売上ランキング

下記のグラフは、各社の売上・経常利益・利益率を表しています。

左から時価総額の高い会社順に並べています。

2020年売上・利益額トップは、ともにモバイルワールド社(MWG)でした。

小売りということもあり、利益率は低めです。

ビンコムリテール(VRE)は、小売りスペースを貸し出して利益を出していますので、高い利益率が目立っています。

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ROE、PERのバブルチャート

縦軸がPER・横軸がROEとなります。円の大きさが時価総額となります。

データは2021年11月時点のものです。

IT機器、携帯電話販売のMWGおよびDGWは高い成長率を保っています。地方への都市部の広がりから販売拠点をふやしていっていることで、今後も高い成長が期待できます。

株価推移 2021年年初来

株価の推移はこのようになっています。11月25日現在

DGWが218%上昇と非常に強い動きをみせました。

続いて、FRT、HAX、MWG、MSNとなっています。

EPS、PER比較

EPSの高い順番に左から並べています。EPS平均は3,300ドン、平均PERは33です。

配当

配当は各社下記のようになっています。Trading View データから取得しています。

昨年の配当実績÷現在の株価のため、過去の実績利回りではありません。

Ticker社名利回り配当性向
PNJフーニュアン・ジュエリー1.3232%
MSNマサングループ0.6849%
DGWデジワールド0.3811%
MWGテーゾイジードン投資0.245%

会社個別の分析

マサングループ(MSN)

Vingroupより、Vinmartを買収し、小売業界に参入しました。外資との闘いが強いですが、地元系のスーパー、コンビニとしてどう戦っていくかがポイントです。

モバイルワールド(MWG)

携帯販売・家電販売・スーパーの3つのブランドをもつ会社です。近年、様々な場所でこの会社の看板を見るようになっています。

フーニュアンジュエリー(PNJ)

宝石ブランドとして、ベトナムで有名な会社です。こちらも店舗を増やしています。

ビンコムリテール(VRE

ビングループの一員として、主にリテール部門を担当している会社です。各地につくられたVincom Centerには国内国外のブランド品が販売されています。

デジワールド(DWG)

携帯電話・PCなどのIT機器販売を手掛けてきています。近年では日用品・化粧品などの販売を手掛け、急成長してきています。

まとめ

今回は、小売り業界について、比較・まとめを行いました。

ベトナムは富裕層の増加や経済安定の恩恵を受けて、ますますこの業界の役割が大きくなってくると考えられます。

これらの業界の会社に投資して、大きな果実を得ることを検討してみても良いと思います。

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